五のことづて

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

初夏の若葉の中を、さわやかに風が吹き渡るこの頃、皆様いかがお過ごしですか?
今回は、2015年4月より五穀屋が行っている「五穀の里 水窪(みさくぼ)」でのアワ栽培、今年の作付け(種まき)の様子をお伝えいたします。

▼ 長尾の畑近くの木々。初夏の風に吹かれて揺らぐ、青々と茂る葉に夏の訪れを感じます。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

2015年から始まったアワ栽培も、今年で3年目。
昨年は4月に作付けを行い10月に収穫。アワを使用したお菓子「あわ餅 みさくぼ」をつくり、nicoe店・松屋銀座店にて販売いたしました。

▼昨年の作付けの様子はこちら
http://gokokuya.jp/blog/detail.php?product_id=411

今年も昨年に引き続き「長尾(なごう)・西浦(にしうれ)・月夜平(つきよだいら)」の3つの畑でアワを栽培。
また、月夜平の畑では昨年初挑戦したキビの栽培を拡大する予定です。

▼昨年のキビ収穫の様子はこちら
http://gokokuya.jp/blog/detail.php?product_id=517

今回は「長尾」と「月夜平」の2つの畑での作付けの様子をお伝えいたします。


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5月21日、よく晴れたこの日は絶好の作付け日和。
路面温度は朝10時の時点で32℃を越え、暑い日差しが照りつける中の作業となりました。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

▲ アワを作付けする長尾の畑。山の急斜面に位置しているため、段になっています。


種を播く前に、まずは畑を耕します。
土をふんわりとさせながら、鍬の横の平らな部分を使って畑をならしていきます。

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次は、真っすぐに種を播くための準備。
まずは畑の端から50cm距離を取り、40cm間隔で竹の棒を刺し、きっちりと印をつけていきます。

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この印のところに、2本の竹棒を黄色の長い糸でつないだ道具を使って、ピンと糸を張りました。
これは畝の間隔をきめるための大事な作業で、ここで失敗すると畝が曲がってしまいます。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

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張った糸に沿って、鍬を使って畑を耕して浅い凹みをつけたら、いよいよ種まきです。

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▲ 昨年収穫した種。種まきに使えるように、精白せずにとっておきました。


種を播き過ぎると芽が出た後の「間引き」の作業が大変なので、少しずつ慎重に。
播いたあとは、ふんわりと土をかけて、上からすこし押さえて種と土を密着させます。

この時あまり土を被せすぎると種が休眠してしまい、芽が出ないのだとか。
休眠した種は今年は芽が出ませんが、来年畑を耕した後に畝以外のところからひょっこりと顔を出すことがあるそう。
適量の土を被せることが大事なポイントなのです。

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種を播く作業と同時進行で、畑を動物から守るための網を張ります。

自然豊かな水窪の地は、鳥や鹿、猪などの野生動物の住処。
大切なアワが動物たちのご飯になってしまっては一大事です。
畑全体を覆い、食害を防ぎます。

網を張るためのポールも、人の手で設置しました。
風で倒れてしまわないように、おおきなハンマーで叩いて、しっかりと深く畑に埋め込みます。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

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▲ 種を播き、網を張った長尾の畑。

3段ともすべてアワを播き、網を張り終わると作付けは完了となります。


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長尾の畑での作業と同時に、月夜平の畑でも作付けが行われていました。

こちらでは昨年初挑戦した「キビ」を播きます。
昨年は西浦の小さな畑でのみ栽培いたしましたが、2年目の今年はより多くのキビを収穫できるよう、月夜平の畑の半分をキビ栽培に利用します。

キビの種は、アワと同様に昨年収穫した種を精白せずに保存しておいたものを使いました。
手で触れてみると、アワよりも粒が大きいことが分かります。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

長尾の畑ではすべて手作業で作付けを行いましたが、月夜平の畑では機械を使用しました。
面積が広いため、機械といえども全部播くには根気が必要です。

天空の畑水窪でのアワ栽培「作付け」の様子をご覧ください。

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昼ごろになると、照り付ける日差しの中での作業を一旦休憩。
すこし時期が早いですが、水分補給に夏の風物詩「スイカ」をいただきました。

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冷たくて甘いスイカに癒されて、昼過ぎには2つの畑の作業が完了しました。

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今回作付けしたアワとキビは、どちらも2週間ほどで芽が出るそうです。
10月の収穫までには、間引きや草取り、土寄せなど、まだまだ手間と時間がかかります。

今後も、五穀屋では地元の方々にご協力いただきながら、五穀の栽培に力をいれていきます。
アワやキビの成長の様子は、五のことづてや五穀屋のfacebookで引き続き公開して参りますので、どうぞお楽しみに。



▼ 今回ご紹介した商品 ▼

「あわ餅 みさくぼ」
 単品 324円(税込み)
※こちらの商品は期間限定(11月〜12月)商品です。