五のことづて

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

桜の花も盛りを過ぎ、吹く風も暖かく感じられる季節となりました。
皆様いかがお過ごしですか。
静岡県浜松市にある水窪にて、アワの栽培を始め4年目を迎える今年 2018年。我々、五穀屋が「五穀」のさらなる可能性を探る研究がスタートいたします。
さぁ、その研究とは何だと思いますか??
五穀屋が研究するもの。それは「五穀」と「腸内細菌」に関する研究です。
この「五穀」と「腸内細菌」に関する研究に関して、今回はどのような内容なのかをご報告させていただきますね。
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日本で古来食べられているアワ・ヒエ・キビなどの「五穀」は、今日その栄養価の高さからスーパーフード等として注目が高まっています。
しかし実は、機能性を裏付けるような徹底した研究はまだ行われていないのが現状です。
そこでこの度五穀屋では、「腸内細菌」の観点からアスリートのサポートを行う、元サッカー日本代表 鈴木啓太さんが代表を務めるAuB株式会社とタッグを組んで、
水窪アワを使った研究をスタートいたします。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

国や環境によって腸内細菌はそれぞれ異なります。
古来より五穀を食べてきた日本人の腸内には、五穀がきっと合っているのでは!?という期待と願いを持って、研究を開始しました。
さて、これからどんな研究がどのように行われるのか、皆様にご紹介いたします。

研究内容を簡単にご説明すると、水窪在来種であるアワを摂取すると、腸内細菌にどのような影響を与えるのかということを調査。
1ヶ月の調査期間中、静岡県浜松市内外の20~30歳代・男女16名のモニターが、毎日水窪アワ入りのご飯と、五穀が入った五穀屋の和菓子を食べるということだけ。
他に特別なことはいたしません。

水窪アワ入りのご飯は、粒子の細かくて、白米との組み合わせがおもしろい食感に。
私は、普段食べている白米とはまた違った美味しさを感じています。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

そして、五穀屋のお菓子には、五穀屋の五穀せんべい「山むすび(富士山)」と、最中皮に五穀が練り込まれている「よつ割り」、そして「糀の甘酒 古代米」。
味が何種類かあるので、飽きずに美味しく続けられそうですね。
私だったら思わず二つ三つ食べちゃいそう。
でも、毎日一つ(杯)食べるのが約束なのです!

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さて、まず腸内細菌研究の第一歩として、2018年4月9日(月)に、研究モニター16名に対しての説明会が、
元サッカー日本代表 鈴木啓太さんが代表を務めるAuB株式会社により、静岡県浜松市にある 浜北スイーツ・コミュニティ ニコエにて開催されました。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

鈴木啓太さんが語る「五穀と腸内細菌の関係」の可能性や、今回の五穀屋の研究目的、調査内容といった説明を受け、モニターの皆さんも真剣な表情で聞き入ります。
自分の体で五穀の機能性を証明できるかもしれないと、少しドキドキしているようでした。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

五穀に関する初めての研究がいよいよ始まります。
水窪のアワ・五穀屋のお菓子が、腸内細菌にどういった影響を与えるか。この調査結果は2018年9月に発表をする予定でおります。
今からワクワクが止まりません。

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説明会が終わった後は、五穀屋第二の故郷 静岡県浜松市の水窪へと移動。今年3月の土砂崩れで直行不可のため、迂回でいつもよりさらに細い道を進まねばなりません。
車1台分しか道幅がないため、片側通行の待ち時間はなんと30分!
花が散ってしまっても生き生きと耀く秋葉ダムの葉桜を眺めながらしばしの休憩です。

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山道をくねくねと運転し、2時間かけて到着したのは、我らが五穀栽培の師匠 農家 石本静子さんが営む「つぶ食いしもと」です。
まずは鈴木啓太氏と一緒に、水窪の五穀を使ったお料理をいただきます。
ここで、お料理のご紹介をいたしますね。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

こきびが入ったご飯。水窪では、とうもろこしのことを「きび」、きびのことを「こきび」と呼ぶのだそうです。
少し黄色みがかったぷちぷちとした食感の五穀です。
サラダにかかっているのは手作りのアワのドレッシング。普段のプチプチとした食感とは違うとろみのある仕上がりで、アワの新しい食べ方、新発見です。
水窪の郷土料理であるこんにゃくのくるみ和えは、隠し味にお茶が入っていて、とてもなめらかで香ばしい味わい。
そして大根のお漬物に、手打ちのお蕎麦と出汁の効いたおつゆ。天ぷら・揚げ物の大皿にも水窪の魅力がたっぷり詰まっています。

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かぼちゃの天ぷらから時計回りに、きびとじゃがいものコロッケ、オヤマボクチ、タラの芽、ヒエの白身魚風フライ、こごみ、タカキビの揚げ春巻き。
特に、ヒエの白身魚風フライは、ヒエだと分かって食べても白身魚かと思ってしまうほど。ヒエを蒸して魚の白身に、そして海苔を皮に見立てているんですよ。
皆様にも、ぜひ食べていただきたいですね。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

そして、水窪の川で採れた天然の鮎・やまめ・あまご (川魚は背を手前にするのが正式なのだそう)。
天然物のため、種類やサイズがそれぞれなのですが、それも自然のものだからこそ。私は鮎を美味しくいただきました。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

色々とご紹介させていただきましたが、見ているだけでも腸内環境が改善しそうなお料理ですよね。

昔は頻繁に食べられていた五穀ですが、「雑穀=米に劣るもの・雑な穀物」とされてしまったり、美味しくなさそうというイメージから、現代では手に取られることが少なくなっています。
特にご年配の方は、五穀をメインにしたお料理にびっくりされることも多いそうです。
「つぶ食いしもと」の石本さんは、昔から伝わるものを大切に守りながら、現代人が食べやすいように心がけてメニューを作っています。
五穀の旨味と石本さんの想いが込められているお料理、とても美味しくいただきました。

※「つぶ食いしもと」は完全予約制なので、必ず電話で予約をしてから行ってくださいね。
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■つぶ食いしもと
住所: 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方389
TEL : 053-987-0411
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お食事の後は、いよいよ水窪アワのプロフェッショナル 石本静子さんとアスリートと共に腸内細菌を研究する鈴木啓太さんの対談です。
石本さんは五穀の知恵と魅力を、鈴木啓太さんは腸内細菌研究と今後の夢を語ってくださいました。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

石本さん曰く、昔はエネルギーのもととなるお肉や、山間地で栽培しづらいお米などを頻繁に食すことはなかったそうですが、
車や機械のない時代、物資運搬のために幾度と山を超えたり、大変な農作業にも耐えることができたのは、「アワ」などの雑穀の力が大きかったのでは、と話します。
さらに、100平米あたり20kg収穫できるアワは、水やりの必要がないため、その時代はとても重宝したそうです。
ミネラルやビタミンが豊富な五穀は、文字通り、水窪全体の健康を支えていたのですね。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

アワの魅力を聞いた鈴木啓太さんは、特に減量を伴うボクシングなどのアスリートに五穀が最適なのではと、また研究に熱が入った様子でした。
アスリートのコンディションキープにも五穀、そして五穀屋の和菓子が役立つ日が来るかもしれません。

サッカー元日本代表 鈴木啓太さんの会社と「腸内細菌」の研究をはじめました

医療の発達や生活環境の向上で寿命は伸びており、未だ世界の長寿国を誇る日本ですが、健康でなければ何事も楽しむことができません。
食文化が豊かになっているからこそ、健康や元気の元となる素材を深く知り、選んで食べることが大切です。

五穀がより身近でもっと気軽に手に入り、食し、工夫する。そんな風に様々にお楽しみいただける素材になるようにと、五穀屋は願っています。


先にもお伝えした通り、腸内細菌の研究結果は今年9月にこの地、静岡県浜松市の水窪で発表する予定です。
ぜひ、お楽しみにお待ちください。