五のことづて

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

2016年7月、五穀屋は日本ブランドとして初めて、米・ニューヨークで行われた「Chefs & Champagne®」に参加いたしました。
当日、会場で五穀屋からVIPの皆様へお贈りした、「山むすび(富士山)」。

富士山と日の丸という日本の象徴をあしらった、
モダンかつシンプルな、日本らしさを感じるデザインに好評をいただきました。

今回は、こちらの「山むすび(富士山)」のパッケージデザイン担当デザイナーに聞いた、こだわりのポイントについてお伝えいたします。

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

デザインを担当したのは、こちらの男性、今津顕光さん。

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

五穀屋のブランドコンセプトを発案し、ブランドの立ち上げに大きく携わった五穀屋ブランドの中心的な人物である今津さんは、
昨年、伊・メディチ家 リッカルディ宮殿にて献上した「発酵さしすせそ羊羹 五季(いつき) 」のデザインを担当した実績をもつデザイナーでもあります。

▼ 今津さんがデザインした、伊・メディチ家にて贈られた特別仕様の「五季」

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

今津さんによると、今回の山むすびのパッケージデザインのポイントはズバリ、「海外から見た日本」。

「まず、山むすびの”山”という要素に対し、モチーフとして『富士山』を選びました。
そして、”日本”という名前が表す通り、「日出(い)ずる国」を象徴した『日の丸』をあしらいました。
実際に、欧州・アジア圏からみて日本は一番最初に日が明ける国でもありますよね。

さらに、五穀屋のパッケージに共通する、シンプルな、どこか”潔さ”のあるモノトーンと、
朱印の赤のイメージを取り入れて完成したのが、このデザインなんです。」

▼ 上:山むすびデザイン案 / 下:モノトーンに朱印が映える「きづつみ」

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

日本らしさの中に五穀屋らしさを調和させつつ、
モダンなデザインを追求した「山むすび(富士山)」。

Chefs & Champagne®当日もかなりの人気ぶりで、多くの来場者に喜ばれた一品となりました。

▼ 上:Chefs & Champagne®会場に訪れたVIPの方々 / 下:山むすび(富士山)デザインの団扇も大好評

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

ここで、今津さんからさらに、
山むすび(富士山)のパッケージデザインのこだわりについて語っていただきました。

「富士山をモチーフに選んだ、一番の理由は「海外から見た日本」なのですが、
五穀屋をブランドとして持つ、「有限会社 春華堂」が静岡県の企業ということもあり、
富士山という山自体が、身近で親しみやすい存在でもあったことも理由のひとつですね。

そして実は、この富士山には、五穀屋としての細かいこだわりが隠れているんです。
お気づきかも知れませんが、こちら、冬から”春”にかけての富士山なんですよ。」

春の富士山を選んだ理由は、ただ単に冠雪の様子が美しいから、ということではないのだそう。

五穀屋は春夏秋冬、季節の移ろいを感じながら楽しむことのできるブランドですが、
実は「春」は特に五穀屋を象徴する季節というのが理由だと語られました。

「”五穀おはぎ はるごと”はまさに、厳しい冬を乗り越えて訪れた春を喜ぶことから名付けられましたし、
春に行われる「お花見」は、古くは「五穀豊穣」を祈って行われたことがはじまりだと言われています。」

お花見をする際に見る「桜」ですが、これは「サ」=五穀の神・田の神が宿る、「クラ」=神の座すところ、というのが語源という説があるのだそうです。
かつては、”春になると山から五穀の神様がおりてきて桜の木に宿り、その年の豊作を見守っている”と信じられていたのだとか。

桜の木に宿る神様に、「今年もどうか豊作になりますよう」と祈りを捧げる儀式が、お花見の起源。
“春”が五穀屋にとって大切な季節というのも納得ですね。

▼ 五穀の神が宿ると信じられていた桜の花

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

さらに、富士山を神体山として崇める神社 『富士山本宮浅間大社』の主祭神は「コノハナサクヤヒメ」。
日本神話にも登場するこの神は、木の花(桜)のように美しい女性とされていて、浅間大社のご神木も「桜」なのだとか。

▼ 富士山を信仰する富士山本宮浅間大社の鳥居と桜並木

Chefs & Champagne®にてVIPに贈られた「山むすび(富士山)」パッケージの秘密とは?

山むすび(富士山)のパッケージに描かれている、春の季節に美しくたたずむ白妙の富士山には、
五穀豊穣を願い、古の伝承に思いを馳せる、五穀屋のこころが込められていたんですね。

パッケージに描かれている富士山の”季節”にまで意味があるなんて、
五穀屋のデザインの奥深さに、思わず感嘆のため息が漏れてしまいました。

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いかがでしたか?

今回は、「山むすび(富士山)」のパッケージに込められたこだわりをお伝えいたしました。

他の商品・パッケージについても、そこに込められた「五穀屋の思い」とともにお伝えして参りますので、どうぞお楽しみに。

▼ 今回ご紹介した商品 ▼

「五穀せんべい 山むすび(富士山)」
 594円(税込)〜2,160円(税込)
 特設ページはこちら

「五穀おはぎ はるごと」
 194円(税込)
 ※こちらの商品は店舗限定販売です。