まず改めてご紹介するのは、五穀屋の和菓子とコラボレーションした、ミシュランスターシェフ マット・ランバート氏。
大きな体ですが、レストランではお庭で育てているハーブのお花を
ピンセットでひとつひとつ盛りつけるなど、とても繊細で美しい料理を作るマット氏。
そして実は、ものすごくおちゃめさん。
お会いすると、スタッフ全員すぐに彼のファンになってしまいました。
そんなマット氏の五穀屋 和菓子についてのコメントをご紹介。
「僕にとって、五穀屋の和菓子は、どれも産まれて初めて食べる、初体験の味。
日本独特の食感にインスピレーションが刺激され、この驚きを皆様にお伝えできるよう、メニューを考えました。
特に、素材を引き立ててくれる組合せを1番工夫しました。
日本のライスクラッカーのカナッペとして、すぐに思いついたのは寿司。
そうしたら、上に乗せるものはマグロしか考えられませんでした。」
さすが、ミシュランシェフは発想力が豊かです。
確かな経験とセンスで、五穀屋の和菓子を使った素晴らしい料理が二品できあがりました。
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そんなアミューズの一品目がこちら。
▼Yama Musubi Canape with Seared Tuna, Dashi Gelee and Wasabi
(山むすびのカナッペ 鮪と鰹だしのジュレ わさびの薫りとともに)
山むすびのカナッペは、開始2時間で300食すべてを提供してしまうほど、大好評。
「もう無いの?」と戻ってこられる方も一人や二人ではありませんでした。
ニューマンズキッチンのシェフ ロブ・ガーシウ氏より、
「山むすびは、口に含んだ時の五穀それぞれの噛み心地が際立って非常に良い。刺身との組合せが絶妙。」と絶賛のコメントを頂きました。
BBTレストランのシェフ・ラルフペラッゾ氏は、
「アメリカのライスクラッカーと比べると、舌に入れた時の感触が軽く、雑みのない繊細さを感じました。」と山むすびに対してのコメントを。
他にも、ライスクラッカー・カナッペのアイディアを自分の店でもやってみたい!とのお声まで。
刺身と組合せるという大胆さと山むすびの繊細な味が、トップシェフやセレブリティの心を掴んだようです。
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二品目は、「これが今日のベストディッシュ!」と多くのお客様に言わしめたアミューズ。
五穀最中「よつ割り」の最中皮を使用した一品です。
▼Five Grain Waffer Sandwich with Foie, Apple, and Date
(五穀の風味豊な最中皮でフォアグラ、煮りんごとデーツソースをサンドして)
最中皮に挟まれているのは、たっぷりのフォアグラとそれに相性ぴったりの林檎とデーツのソース。
フォアグラというだけで、お客様の目がキラリと光ります。
口に入れた時の、五穀が香ばしい最中皮と滑らかなフォアグラの絶妙なハーモニーがたまりません。
私個人としても、非常に好きなアミューズです。
▼「よつ割り」の名のごとく、提供の際は4つに割ってお出ししました。
もちろん、五穀屋は和菓子屋。
食後のデザートは絶対に忘れません。
これまでの海外プロモーションでも非常に人気の発酵さしすせそ羊羹「五季(いつき)」。
やはり目を引くこの美しさに、たくさんのお客様が声を掛けてくださいました。
「デザートはもう少しあとで」とおっしゃり、ぐるりと周って戻ってきてくださったお客様。
お友達も興味津々の中、白味噌をお召し上がり下さいました。
五季がぷるんとまろびでる様子にまず驚き、暑い夏にはぴったりの冷たい五季の繊細な味にもうひと驚き。
この後の笑顔が撮れていないのが残念ですが、満面の笑みをご想像いただければ間違いございません。
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そして、写真左のスーザン・ウンガロ氏は、今回の主催であるジェームスベアード財団のプレジデント。
1番右の男性は、同じくジェームスベアード財団のバイス・プレジデント。
食を知り尽くしている方だけに、評価は厳しいはず。
ピリリと勝手に緊張が走ります。
おもむろに、山むすびをぱくり——。
パッと咲いた笑顔の花と「これまでに食べたことのない味で、素晴らしい!」の称賛の声に、思わずマット氏もにっこり。
隣でどきどきしていたスタッフたちもほっと思わず息が漏れます。
他にもご紹介しきれぬほどたくさんの参加者やトップシェフの皆様に、最後まで絶賛のお言葉をいただきました。
イベントの最後には、お土産として「山むすび(富士山)」をプレゼントし、
日本らしい富士山と日の丸のデザインや、繊細な味わいに、こちらも好評のお声が届きました。
▼富士山デザインのこだわりはこちら
http://gokokuya.jp/blog/detail.php?product_id=497
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思いがけず、多くの方々から賞賛のお声をいただいた、Chefs&Champagne® NY。
この記事を通じて、当日の会場の熱気を少しでも感じていただき、
五穀屋にさらにご興味を持っていただけますと幸いです。
これからも、どうぞ五穀屋をご贔屓に。
最後にこっそりと、ここだけのお話。
シェフ・ランバートが考案した2つのアレンジメニュー、いつか皆様にも召し上がって頂ける機会があるかも…?
今回は、たくさんの方々のご協力と準備を経て、
ようやく開催までたどり着いた「Chefs&Champagne® NY 2016」についてご報告いたします。
▼ここまでの足取りはこちら
http://gokokuya.jp/blog/detail.php?product_id=483
全米から集まったトップシェフやハンプトンズに別荘を持つセレブリティが参加しており、映画の世界に迷い込んだ気分です。
ぜひ、現地に出向いた気持ちでご覧くださいませ。