五のことづて

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

2015年4月 五穀屋は、天空の畑 水窪(みさくぼ)で粟の栽培を始めました。

水窪は浜松市北部、長野県との県境に位置する山深い山村。
古くから五穀の栽培が行われてきた、歴史ある地域です。

昨年から五穀屋は、地元の方々にご協力いただき、
水窪で五穀のひとつ「粟」の栽培をはじめました。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

収穫された粟は、五穀屋の店舗であわもち「みさくぼ」として販売され、
多くの方々の注目と関心を集めました。



そして、2016年。

今年も粟の栽培が始まります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

▲ 上:長尾の畑 / 下:西浦の畑


今年はより多くの収穫量を見越して、
「長尾(なごう)・西浦(にしうれ)・月夜平(つきよだいら)」の3つの畑で作付けを行う予定。

さらに、西浦の畑では、粟だけでなく、黍(きび)の栽培にも挑戦いたします。



今回は、「長尾・西浦」の2つの畑での
作付け(種まき)の様子をお伝えいたします。


まずは、こちらをご覧下さい。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

これは、昨年収穫された粟の穂。
猫の足のような可愛らしい形が特徴のこの粟は、
古く江戸時代から水窪町に伝わる在来種で、
「ネコアシアワ」と呼ばれています。

調理するともちもちとした食感が楽しめる、「もち種」の粟なので、
和菓子にも相性がぴったりの品種なんですよ。


種まきの為には、こちらの粟を穂についている状態から、
粒のひとつひとつを取り出さなくてはなりません。

まずは、
穂を丁寧に手で揉みます。
こうして揉むことで粟の種を落とすのですが、
意外としっかりとついているので、
全部きれいに取りきるには、根気のいる作業です。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

穂から外したあとは、
種以外の部分と分けるために、
大きなものは手で取り除きます。

小さなものは、
上に掬い上げてさらさらと落としたり、
専用の道具を使って”煽り”ます。

こうするだけで、
山あいに吹き抜ける風が
種以外の部分をさらっていってくれるのです。


▼ 上:種以外の部分が風で飛んでいく / 下:種を煽る作業

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

風の力を借りて、種だけになった粟がこちら。
この一粒から、芽が一本出るのだそうです。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

種の準備ができたところで、
次は、畑の準備に移りましょう。


作付けのために前もって、
石や雑草などを取り除いて、耕しておいた畑がこちらです。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

種を蒔く前に、土をよりふんわりとさせるために、
人の手で耕します。



▼ 上:長尾の畑 / 下:西浦の畑

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

ここに、種を蒔くための畝(うね)を作っていきます。

竹や木でできた棒に、黄色の糸を括り付けたものを、平行になるように配置し、
その脇をまっすぐに耕したところが畝となります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

畝ができれば、いよいよ種まき。


30cmくらい上から、パラパラと蒔いていきます。
蒔きすぎると、粟がたくさん生えてしまい、上手く栽培できません。

「早く芽が出て、元気に育ちますように。」

そんな気持ちを込めて、
慎重に、少しずつ蒔いていきました。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

蒔き終わった畑がこちら。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

今後の粟の成長の様子は、
また次の機会にご報告して参ります。




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作付けを行った日、
長尾の畑の横にある、こちらの古民家の庭先にて、
五穀屋と水窪町との一社一村運動の認定式が行われました。


「一社一村しずおか運動」とは、
企業と農村が協働活動することで静岡の農山村地域の活性化を図る運動。

2016年1月に、
「NPO法人 こいねみさくぼ」と五穀屋のブランドを持つ「有限会社 春華堂」の間で協定が結ばれたことを受け、今回の認定式を執り行う運びとなりました。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

認定式には、
五穀屋のメンバーのほか、
NPO法人こいねみさくぼの皆様が参加されました。

静岡県交通基盤部理事 絹村 敏美 氏より、
認定証を受け取るメンバーも、
緊張の面持ちです。

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

▲ 認定証を受け取る 五穀屋メンバー(画像中央)と、NPO法人こいねみさくぼ 代表 中政俊 氏(画像左)

天空の畑、水窪(みさくぼ)で今年も粟の栽培がはじまります。

今後も、五穀屋では地元の方々にご協力いただきながら、
五穀の栽培に力をいれていきます。



どうぞ、お楽しみに。